ニュース詳細

ニュース一覧

【毎日王冠 展望】チェルヴィニアの復活舞台

  • facebook
  • twitter
  • hatena blog
  • line
 秋の東京開幕を告げる伝統G2「第76回毎日王冠」(芝1800メートル)は10月5日、東京競馬場で行われる。少数精鋭ながら実績馬が集まった好カードとなった。

 主役は昨年の2冠牝馬チェルヴィニア。秋華賞V後は4戦連続で勝利から遠ざかっているが、前走しらさぎSで復調を示す2着。ラストは勝ち馬の切れ味に屈したが、810メートルの距離短縮にきっちり対応。鋭い反応で馬群を割って抜け出してきた。引き続きワンターンで、東京9Fなら“復活星”のチャンスだ。

 対抗はダービー4着の3歳馬サトノシャイニング。その前走は不利な大外枠から果敢に先行。直線ではしぶとく粘り込んで勝ち馬と0秒4差、3着とは首差だった。負けて強しの内容。当舞台は昨年の東スポ杯で逃げて2着。同距離のきさらぎ賞を制しているだけに、条件替わりは歓迎だ。

 昨年のエプソムCを含む、東京9F3戦2勝のレーベンスティールはメンバー屈指の決め手の持ち主。一昨年覇者のエルトンバローズも地力は引けを取らない。
(C)スポーツニッポン