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【スプリンターズS】ウインカーネリアンV! 三浦皇成は涙の悲願のJRA・G1初勝利「本当に長かった」

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<中山11R・スプリンターズS>レースを制した三浦騎乗のウインカーネリアン(撮影・河野 光希)
 ◇G1・スプリンターズS(2025年9月28日 中山芝1200メートル)

 今秋JRA・G1の開幕戦となる電撃6FのG1「スプリンターズS」は単勝11番人気のウインカーネリアンが制し、G1初制覇を飾った。アタマ差の2着に7番人気のジューンブレア、3着に2番人気のナムラクレアが入った。勝ちタイムは1分6秒9。

 スタートよく飛び出し、2番手で追走。最後はジューンブレアとの追い比べとなったが、競り合いを制した。1番人気で史上6頭目の同一年の春秋スプリントG1制覇を狙ったサトノレーヴは4着に終わった。

 ウインカーネリアンは父スクリーンヒーロー、母コスモクリスタル(母の父マイネルラヴ)の血統で通算33戦9勝。

 騎乗した三浦皇成はJRA・G1は127回目の挑戦で初勝利。鹿戸雄一師は同5勝目を挙げた。

 ▼スプリンターズS 1990年にG1昇格。99年までは暮れの中山開催だったが、2000年より秋の中山最終週に移行。これまで新潟で2度の代替開催が行われた。

 ▼三浦  長かったなと。本当に長かったですね。(追い比べは)もう、頼むと。カーネリアン頼むと、それだけでしたけど、本当に追いながら、この馬との本当に長いコンビ組ませてもらった、いろんなことが頭に思い浮かんできて…。歳も8歳という歳でチャンスも本当に少なくなってきたので。なんとか意地でもここは勝たせてあげたいって、それだけで乗っていました。(127回目の挑戦で初勝利は)誰もが、自分でも本当に勝てないんじゃないかって思った時期もありましたけど、逆に120何回も勝てない自分を応援してくださるオーナー、これだけのたくさんのファンがいて、諦めずに僕を応援してくれてたんで、僕はなんとかその気持ちに応えなきゃっていう気持ちで焦ってた時期もありましたけども、こうやって叶うことができて良かったと思っています。

 ▼スプリンターズS 1990年にG1昇格。99年までは暮れの中山開催だったが、2000年より秋の中山最終週に移行。これまで新潟で2度の代替開催が行われた。
(C)スポーツニッポン