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この秋もお任せあれ。G1予想企画「展開王」が今週からスタート。あまたある予想ファクターの中から、展開面にスポットを当てて勝ち馬をあぶり出す。電撃の6F戦「第59回スプリンターズS」を担当するのは、3月高松宮記念を◎☆△で的中した東京本社・出田竜祐。本命は夏の新潟で目の当たりにした日本レコードタイVの快速娘。昨年の敗戦を糧に脚質転換に成功したあの馬だ。
スプリンターズSは過去10年、1桁馬番が7勝に対し2桁は3勝と内枠有利。そして、21年ピクシーナイトから4年連続で4角2、3番手の先行脚質の馬が勝利している。キーワードは内枠&先行。この条件を難なく実現できるのがピューロマジックだ。
昨年は、前半3F32秒1の超ハイペースで逃げ、力尽きたが、今年は逃げません。ならば行ってしまうのは…。不本意ながら大外枠を引いてしまったが、前でこそ持ち味が生きるウインカーネリアンだろう。中山3戦全勝のジューンブレア、昨年Vのルガルも外めからある程度の消耗を覚悟して前へ。ピューロマジックは最内枠から労せず好位を確保できる算段だ。
初勝利から逃げ一辺倒だったものの、G1レベルで通用するべく2走前のドバイ遠征から控える競馬を教え込んだ。才能は続くアイビスSDで開花する。序盤は中団待機策、ラストはセオリー無視で馬場のど真ん中をぶち抜いた。勝ち時計53秒7は02年カルストンライトオに並ぶ芝1000メートルの日本レコード、上がり3F31秒3はJRA史上最速。この夏は世界陸上で盛り上がったが、この馬も“地球最速”クラスの馬であることは間違いない。
最終追いは本番さながら。僚馬の後ろで我慢させ、直線だけ追われしまい1F11秒0とはじけた。6走ぶりのコンビとなる松山は「精神的に大人になって落ち着きがあります。我慢して、しっかり動けていました」と好感触を伝えた。
カルストンライトオは日本レコードを樹立した2年後の04年スプリンターズSを優勝した。昨年は、最後の直線の急坂で失速したピューロマジックだが、それは大逃げのあまりバテたから。我慢する競馬を覚え、韋駄天(いだてん)と肩を並べた今なら、乗り越えられる。
スプリンターズSは過去10年、1桁馬番が7勝に対し2桁は3勝と内枠有利。そして、21年ピクシーナイトから4年連続で4角2、3番手の先行脚質の馬が勝利している。キーワードは内枠&先行。この条件を難なく実現できるのがピューロマジックだ。
昨年は、前半3F32秒1の超ハイペースで逃げ、力尽きたが、今年は逃げません。ならば行ってしまうのは…。不本意ながら大外枠を引いてしまったが、前でこそ持ち味が生きるウインカーネリアンだろう。中山3戦全勝のジューンブレア、昨年Vのルガルも外めからある程度の消耗を覚悟して前へ。ピューロマジックは最内枠から労せず好位を確保できる算段だ。
初勝利から逃げ一辺倒だったものの、G1レベルで通用するべく2走前のドバイ遠征から控える競馬を教え込んだ。才能は続くアイビスSDで開花する。序盤は中団待機策、ラストはセオリー無視で馬場のど真ん中をぶち抜いた。勝ち時計53秒7は02年カルストンライトオに並ぶ芝1000メートルの日本レコード、上がり3F31秒3はJRA史上最速。この夏は世界陸上で盛り上がったが、この馬も“地球最速”クラスの馬であることは間違いない。
最終追いは本番さながら。僚馬の後ろで我慢させ、直線だけ追われしまい1F11秒0とはじけた。6走ぶりのコンビとなる松山は「精神的に大人になって落ち着きがあります。我慢して、しっかり動けていました」と好感触を伝えた。
カルストンライトオは日本レコードを樹立した2年後の04年スプリンターズSを優勝した。昨年は、最後の直線の急坂で失速したピューロマジックだが、それは大逃げのあまりバテたから。我慢する競馬を覚え、韋駄天(いだてん)と肩を並べた今なら、乗り越えられる。
(C)スポーツニッポン