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【阪神新馬戦】コスモフィレンツェ 父コントレイルに続く! 陣営驚き「成長速度が速い」

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父コントレイルと同じ、阪神芝1800メートルでデビュー予定のコスモフィレンツェ
 素質馬がそろう日曜阪神5R(芝1800メートル戦)で新種牡馬コントレイル産駒のコスモフィレンツェが初陣を迎える。昨年のセレクトセール1歳部門で1億1550万円(税込み)の高額で落札された逸材。母タムニアは19年に仏G3ミネルヴ賞を制しており、半姉テレサは14日のローズSで2着に入り秋華賞の切符をつかんだ。大きな可能性を秘める良血。担当の對馬(つしま)厩務員は「素直で学習能力が高いと思う。血統背景は確かだし、いい雰囲気を持っている」と切り出した。

 春先にゲート試験を合格後はいったん放牧に出され、3日に帰厩。初見はきゃしゃな印象だったというが、短期間で馬体重は約30キロも増えた。「今は480キロ。春と比べて体高が一気に伸び、全体的に大きくなった。成長スピードが早い」と驚く。11日の1週前追いは和田竜を背にCWコースで併せ馬。6F82秒4〜1F11秒3を馬なりで刻み、僚馬ルソレイユ(5歳2勝クラス)に2馬身半先着した。「自分からしっかりハミを取り、動けるようになっている」と胸を張る。

 従順で優等生が多いコントレイル産駒は6勝を挙げ、新種牡馬リーディング首位を突っ走る。トータル成績【6・11・4・15】で連対率は47・2%と優秀だ。父が初陣Vを飾った同じ秋開催の阪神芝1800メートルで好発進を決める。
(C)スポーツニッポン