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仏遠征クロワデュノールV 重馬場でラスト3F33秒78 上がり勝負で勝ち切る 勝ち時計2分11秒69

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クロワデュノールの口取り写真に納まる(左から)北村友、斉藤崇師(撮影・平松 さとし)
 今年のダービー馬クロワデュノール(牡3=斉藤崇)がパリロンシャン競馬場のG3「プランスドランジュ賞」(芝2000メートル、7頭)に出走し、最後は接戦となったが勝ち切った。鞍上は北村友一。

 スタートを決め、道中は4番手の外。重い馬場に苦しみ、直線では前を捉えるのに苦労したが、残り100メートルで先頭に立って押し切った。

 この日、パリロンシャンの芝は10段階ある馬場表記の最も乾いた状態から7番目のトレスプル(JRA表記=重)でゲートインを迎えた。

 レース後、フランスギャロがラップタイムを発表した。先行争いで行き切ったボルスターが最初の1000メートルを70秒41で通過。少頭数の道悪らしい、ゆったりした流れでクロワデュノールはメンバー2位の上がり3F(600メートル)33秒78をマークし、短頭差で勝ち切った。3週後の凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン芝2400メートル)を見据え、道悪を経験できたのは収穫。勝ち時計は2分11秒69だった。

 メンバー最速の脚を使ったのは2着ダリズで上がり3F33秒47をマークしている。
(C)スポーツニッポン