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【紫苑S】ケリフレッドアスク 逃げ切って秋華賞キップ獲得 鞍上の西塚洸二ともども重賞初制覇

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紫苑Sを制したケリフレッドアスク(左)=撮影・郡司 修
 3歳牝馬による秋華賞トライアルのG2「紫苑S」は7番人気のケリフレッドアスク(藤原、父ドゥラメンテ)が逃げ切って1着。2番人気の2着ジョスラン(鹿戸)、4番人気の3着ダノンフェアレディ(橋口)とともにG1秋華賞(10月19日、京都、芝2000メートル)の優先出走権を手にした。

 鞍上の西塚洸二(21)はパートナーともに、2022年3月5日のデビューから3年半で待望の重賞初制覇。管理する藤原英昭師(60)は愛知杯(ワイドラトゥール)以来、今年2回目の重賞勝ち(通算65回目)。

 3連単<7><5><9>は14万1040円(366番人気)。1番人気のリンクスティップは8着だった。

 ▽紫苑S 秋華賞トライアルの芝1800メートル戦として2000年に創設。07年に秋華賞と同じ芝2000に距離が延長した。16年からG3に格上げされ、秋華賞の優先出走権を与えられる着順が従来の2着以内から3着以内に変更。23年にはG2に昇格した。

 紫苑(しおん)はキク科の多年草で、花言葉は「君を忘れない」「追憶」。
(C)スポーツニッポン