G3「中京2歳S」は6番人気のキャンディード（牡＝松下、父トーセンラー）が先に抜け出した1番人気のスターアニスをゴール前でかわして1着。新馬戦に続く連勝で重賞初制覇となり、勝ち時計は1分19秒4で、アロマデローサが2022年のききょうSでマークしたコースレコードを1秒縮め、20年ファンタジーS（阪神）でメイケイエールがマークしたJRA2歳レコードも0秒7更新した。

　鞍上の北村友一（38）は日本ダービー（クロワデュノール）以来、今年3回目の重賞制覇（通算では37回目）。管理する松下武士師（45）はフィリーズレビュー（ショウナンザナドゥ）以来今年2回目の重賞勝ち（通算12回目）。

　2着にスターアニス、3着は3番人気のマイケルバローズが入り3連単＜4＞＜7＞＜2＞は2万4580円（83番人気）だった。

　▽中京2歳S　昨年まで小倉芝1200メートルで行われていた「小倉2歳S」が今年、中京へ移設されたのを機に「中京2歳S」に改称。中京芝1400メートルが舞台となった。