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【新潟2歳S展望】デビュー戦圧勝のリアライズシリウスに期待

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リアライズシリウス
 夏競馬も終盤戦に突入。24日の新潟日曜メインは出世レースとして名高いG3「第45回新潟2歳S」(芝1600メートル)。暑熱対策として実施した「競走時間帯の拡大」は17日で終了し、通常の11Rで行われる。

 人気の中心となりそうなのがリアライズシリウス。東京の新馬戦(芝1600メートル)を7馬身差で圧勝。ハナを切ってメンバー最速の末脚を繰り出し、他馬を全く寄せ付けなかった。父ポエティックフレアは英2000ギニー、セントジェームズパレスSのG12勝を誇る名マイラー。2歳世代が初年度産駒で、リアライズの初陣Vが記念すべきJRA初勝利。目を引くのは完成度の高さだ。2歳戦線のスター候補に名乗りを上げる。

 タイセイボーグは阪神の新馬戦(芝1400メートル)でデビュー勝ち。続くダリア賞(新潟芝1400メートル)は出遅れて最後方からの競馬となったが、上がり最速3F33秒4の末脚で追い上げ0秒3差の2着。負けて強しの内容だった。こちらも新種牡馬インディチャンプ産駒のJRA初勝利をマーク。父は19年マイルCS優勝馬で1Fの距離延長は望むところだ。

 サノノグレーターもかなりの器だ。フォーエバーヤングの半妹ダーリングハーストなどを撃破した新馬戦(東京芝1600メートル)の上がり3Fは次位を1秒2上回る断トツの時計。着差以上のインパクトを残した。ゴールドシップ産駒のヒルデグリムは同舞台の新馬戦を快勝、上位争いに食い込む。
(C)スポーツニッポン