ニュース詳細
ニュース一覧
園田競馬の「第57回摂津盃」は15日、第11Rの1700メートル戦で争われ、吉村智洋(40)騎乗の9番人気ナムラタタ(牡6=石橋満、父ザファクター)が豪快に差し切った。同馬は重賞初制覇。管理する石橋満師(43)は2022年6月2日のぎふ清流カップ(笠松、クリノメガミエース)以来2回目の重賞勝ちで、地元重賞は初V。2着は3番人気のエイシンレジューム、3着に5番人気のフラフが入り3連単は71万7390円(715番人気)。波乱の決着で幕を閉じた。1番人気のヴィーリヤは7着。
兵庫のエースジョッキーが剛腕で勝利へと導いた。ナムラタタが豪快なスパートで夏の中距離王者に輝いた。スタートしてからは慌てず騒がず後方でじっくりと待機。持ち前の武器である一瞬の脚を引き出すべく折り合いに専念した。そして勝負どころでは勝敗の分かれ目となるコース選択。吉村は「本当にうまくいきました」と最高の進路から、最後は直線一気に抜け出した。会心の騎乗で勝利をたぐり寄せた。
お立ち台の吉村は「素直にうれしいですね。ためればいい脚を使うことは分かっていたし、直線は交わるなと思いました」と笑顔を見せた。一方、これがうれしい地元重賞初制覇の石橋満師は「スタッフがよく頑張ってくれました。ジョッキーもこの馬の末脚を生かしてくれましたね。さすがでした」と感謝しきりだった。
大きな1勝を手に入れたことで、先が楽しみになったことは間違いない。今後は「この距離を勝てたことで、選択肢が広がりましたね。オーナーと相談しながら決めていきます」と指揮官。重賞戦線で戦える力をアピールすることはできた。自慢の末脚を武器にさらなるタイトル奪取を期待したい。
兵庫のエースジョッキーが剛腕で勝利へと導いた。ナムラタタが豪快なスパートで夏の中距離王者に輝いた。スタートしてからは慌てず騒がず後方でじっくりと待機。持ち前の武器である一瞬の脚を引き出すべく折り合いに専念した。そして勝負どころでは勝敗の分かれ目となるコース選択。吉村は「本当にうまくいきました」と最高の進路から、最後は直線一気に抜け出した。会心の騎乗で勝利をたぐり寄せた。
お立ち台の吉村は「素直にうれしいですね。ためればいい脚を使うことは分かっていたし、直線は交わるなと思いました」と笑顔を見せた。一方、これがうれしい地元重賞初制覇の石橋満師は「スタッフがよく頑張ってくれました。ジョッキーもこの馬の末脚を生かしてくれましたね。さすがでした」と感謝しきりだった。
大きな1勝を手に入れたことで、先が楽しみになったことは間違いない。今後は「この距離を勝てたことで、選択肢が広がりましたね。オーナーと相談しながら決めていきます」と指揮官。重賞戦線で戦える力をアピールすることはできた。自慢の末脚を武器にさらなるタイトル奪取を期待したい。
(C)スポーツニッポン