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ばんえい競馬の「第37回ばんえいグランプリ」(BG2)は10日、帯広競馬11Rで行われ、ファン投票1位のメムロボブサップ(牡9=坂本東、父ナリタボブサップ)が、このレース初の5連覇を達成した。管理する坂本東一師(71)、騎手の阿部武臣(53)も、ともにばんえいグランプリ5連覇。なお通算成績は112戦54勝(うち重賞24勝)。
小雨で行われた7頭立ての一戦。道中は行き脚がつかないタカラキングダムを除いて、各馬が勢い良く第一障害をクリア。先頭でクリアしたキングフェスタが先行し、それを見る形で後続が追走し、中間点を過ぎたあたりで息を入れたキングを外からコマサンエースとメムロの2頭がかわし先頭に。各馬慎重に一団となり歩を進め、コマサンとメムロがやや抜け出したところで第二障害に到達。
全頭が第二障害下に到達したところで一息入れたコマサンが登坂を開始。続いて仕掛けたメムロが、それをすんなりとかわし先頭でクリアすると、後続を一蹴する走りを見せ後続を一気に突き放す。そのあとも脚色が鈍ることなく独走状態で優勝。絶対王者の力を見せつけた。
第二障害を5番手でクリアしたキングが驚異の末脚を見せるもメムロに及ばず2着。3着には迫るタカラを粘り強く振り切ったコマサンが入った。
坂本東師が「言葉にできないぐらいうれしいです。いつもと変わらずメムロボブサップの方がレースを分かっていて、いつも通り100%の健康状態だったと思います。今後は帯広記念に向けて、状態を見ながら作戦を考えていきたいと思っています」と喜べば、阿部武は「本当にありがたい気持ちでいっぱいです。早く馬に乗りたいという気持ちで復帰するまで頑張ってきました。こんなに大勢のファンに応援していただき、本当に騎手冥利に尽きると思います」とコメントした。
小雨で行われた7頭立ての一戦。道中は行き脚がつかないタカラキングダムを除いて、各馬が勢い良く第一障害をクリア。先頭でクリアしたキングフェスタが先行し、それを見る形で後続が追走し、中間点を過ぎたあたりで息を入れたキングを外からコマサンエースとメムロの2頭がかわし先頭に。各馬慎重に一団となり歩を進め、コマサンとメムロがやや抜け出したところで第二障害に到達。
全頭が第二障害下に到達したところで一息入れたコマサンが登坂を開始。続いて仕掛けたメムロが、それをすんなりとかわし先頭でクリアすると、後続を一蹴する走りを見せ後続を一気に突き放す。そのあとも脚色が鈍ることなく独走状態で優勝。絶対王者の力を見せつけた。
第二障害を5番手でクリアしたキングが驚異の末脚を見せるもメムロに及ばず2着。3着には迫るタカラを粘り強く振り切ったコマサンが入った。
坂本東師が「言葉にできないぐらいうれしいです。いつもと変わらずメムロボブサップの方がレースを分かっていて、いつも通り100%の健康状態だったと思います。今後は帯広記念に向けて、状態を見ながら作戦を考えていきたいと思っています」と喜べば、阿部武は「本当にありがたい気持ちでいっぱいです。早く馬に乗りたいという気持ちで復帰するまで頑張ってきました。こんなに大勢のファンに応援していただき、本当に騎手冥利に尽きると思います」とコメントした。
(C)スポーツニッポン