ニュース詳細
ニュース一覧
サマースプリントシリーズ第4戦「第61回CBC賞」の追い切りが6日、東西トレセンで行われ、3連勝で同シリーズ第2戦の北九州記念を制したヤマニンアルリフラは栗東坂路で半兄ヤマニンサンパと“芦毛同士”の豪華競演。短距離馬らしい回転の速い脚さばきでラスト1F11秒7の好時計をマークし、兄に首差先着した。充実一途の新星が同シリーズ連勝を狙う。3歳ダート重賞「第17回レパードS」は砂初参戦のヴィンセンシオが美浦坂路で久々を感じさせない動き。素質馬が新天地で初タイトルをつかみ取る。
連日の猛暑日でも充実ぶりが伝わってくる最終リハだった。3連勝で北九州記念を制したヤマニンアルリフラは坂路で同じ芦毛の半兄ヤマニンサンパ(7歳オープン)と併せ馬。追走の形からリズム重視で運び、中盤でスッと並びかけた。残り1Fにさしかかったところで乗り役が軽く気合をつけると、力強くグイッとひと伸び。ラスト1Fは11秒7の好時計をマークし、僚馬に首差先着した。
その様子を見守った斉藤崇師は「中間は少し緩めたので先週は少し重たい感じもあったけど、先週の追い切りでしっかりやった分、今週は動きや反応が良くなっていた。今のところは夏バテのような兆候もない」と順調ぶりを伝えた。
前走の北九州記念は中団追走から4角で馬群を割って直線に入ると残り1Fで先頭に立ち、そのまま後続を完封。重賞初挑戦でタイトルを手にした。馬体重は14キロ増え、キャリア最高の496キロ。昨年1月の新馬戦からわずか1年半で42キロも増えた。スプリント適性の他にも体質の強化が結果につながっている。指揮官は「前走は期待通りの走り。年末に(2勝クラスを)勝ってから体重に表れているように少しずつ体がしっかりしてきた。本当に充実している」と胸を張った。
今、最も勢いがあるきょうだい。厩舎の先輩で半兄のヤマニンウルスはデビュー5連勝で昨年7月プロキオンSを制した後、振るわない着順が続いたが先月27日の東海Sで2度目の重賞制覇を飾り、完全復活を遂げた。「中京で兄も勝ったし、それに負けないように。中京はダートだが強い勝ち方(3走前の伊良湖特別)をしている。まだ千二で底を見せていないので楽しみ」と期待を込めた。急成長を遂げるスプリント界の新星が真っ向勝負でサマー重賞連勝を狙う。
連日の猛暑日でも充実ぶりが伝わってくる最終リハだった。3連勝で北九州記念を制したヤマニンアルリフラは坂路で同じ芦毛の半兄ヤマニンサンパ(7歳オープン)と併せ馬。追走の形からリズム重視で運び、中盤でスッと並びかけた。残り1Fにさしかかったところで乗り役が軽く気合をつけると、力強くグイッとひと伸び。ラスト1Fは11秒7の好時計をマークし、僚馬に首差先着した。
その様子を見守った斉藤崇師は「中間は少し緩めたので先週は少し重たい感じもあったけど、先週の追い切りでしっかりやった分、今週は動きや反応が良くなっていた。今のところは夏バテのような兆候もない」と順調ぶりを伝えた。
前走の北九州記念は中団追走から4角で馬群を割って直線に入ると残り1Fで先頭に立ち、そのまま後続を完封。重賞初挑戦でタイトルを手にした。馬体重は14キロ増え、キャリア最高の496キロ。昨年1月の新馬戦からわずか1年半で42キロも増えた。スプリント適性の他にも体質の強化が結果につながっている。指揮官は「前走は期待通りの走り。年末に(2勝クラスを)勝ってから体重に表れているように少しずつ体がしっかりしてきた。本当に充実している」と胸を張った。
今、最も勢いがあるきょうだい。厩舎の先輩で半兄のヤマニンウルスはデビュー5連勝で昨年7月プロキオンSを制した後、振るわない着順が続いたが先月27日の東海Sで2度目の重賞制覇を飾り、完全復活を遂げた。「中京で兄も勝ったし、それに負けないように。中京はダートだが強い勝ち方(3走前の伊良湖特別)をしている。まだ千二で底を見せていないので楽しみ」と期待を込めた。急成長を遂げるスプリント界の新星が真っ向勝負でサマー重賞連勝を狙う。
(C)スポーツニッポン