土曜中京4R（芝1400メートル）で初陣を迎えるレジーナレガリアは15年阪神JF、16年NHKマイルCとG1を2勝したメジャーエンブレムの6番目の子。代表産駒は初子でJRA2勝の半姉プレミアエンブレムと目立った活躍馬は出ていないが大きな可能性を秘めている。石坂師は「素質を感じる。体つきや気性面を含め、母の良さが出ていると思います」と切り出した。

　先月10日に栗東入り。CWコースでビッシリ追われた1週前追いは6F81秒4〜1F12秒0を刻んだ。僚馬ニュークレド（3歳1勝クラス）に1馬身遅れも大きく追走した分で心配なし。「追い切るごとに動きが良くなっている。真面目な性格で、この時期の2歳馬としてはいい成長度合い」と前向きな言葉を並べた。

　父レイデオロの持久力と母のスピードを兼ね備えている。「千四に対応できるものは持っているので、初戦からいい勝負を期待したい」と力を込めた。石坂厩舎はこの夏、2歳新馬戦で2戦2勝。先月5日にエムフォー、27日にロックターミガンが即、勝ち上がった。この勢いに乗って、好発進を決める。