先週は東西で良血が勝ち上がった。牝馬限定の中京芝1600メートルは3冠牝馬リバティアイランドの半妹コニーアイランドが快勝。ゲートこそひと息だったが鞍上に促されて徐々にポジションを上げると、しまいは手応え通りに伸びた。まだ幼い面はあっても素質は確か。伸びしろが大きい。

　新潟芝1800メートルは牡馬相手にアートバーゼルが勝ち名乗り。好発から好位で流れに乗り、余力十分に直線へ。ぎりぎりまで追い出しを我慢し、スパートすると上がり3F最速33秒0の切れ味で突き抜けた。新潟芝1600メートルはG1・9勝の名牝アーモンドアイの2番子プロメサアルムンドが1番人気V。道中は馬群で折り合いをつけ、直線さばくのに手間取ったが進路を確保すると上がり3F最速33秒2でズバッと。しまいの脚に母の姿が重なった。

　札幌芝1800メートルのクレパスキュラーは勝ち方が圧巻。3番手から向正面で先頭へ。直線、後続を突き放し、5馬身差V。勝ち時計1分47秒2で2歳コースレコードを0秒6更新した。