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【CBC賞展望】新星ヤマニンアルリフラが重賞連勝を期す 函館スプリントS2着ジューンブレアも参戦

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 10日に中京で行われるサマースプリントシリーズ第4戦・第61回CBC賞(芝1200メートル)は大激戦の様相だ。

 2勝クラスから破竹の3連勝で北九州記念を制した新星ヤマニンアルリフラが主役を張る。弟の活躍が刺激になったか、半兄ヤマニンウルスが東海Sで復活V。血統の勢いがある。前走は体が14キロ増え、デビュー以来の最高体重となる496キロで出走。数字が示す通り肉体的にもグングン成長している。元々、先行力があるが差す競馬を覚え、末脚に磨きがかかった今なら中京の長い直線は歓迎だ。

 勢いある4歳馬は他にもいる。米国産馬ジューンブレアは条件戦連勝から昇級の前走函館スプリントSで鼻差2着。全く底を見せていない。ハナ、好位からと脚質に幅がある。

 連覇を狙うドロップオブライトは昨年6番人気で重賞初制覇。それ以降の5戦は続けて掲示板を外しているが好相性の舞台で復活を誓う。

 「夏は牝馬」の格言通りならワイドラトゥールも出番がある。2走前の愛知杯で重賞初制覇を飾った7F巧者。1200メートルは過去1戦し、3走前の淀短距離Sで10着に敗れているが、うまく末脚が生きる展開になれば。

 他に前走モルガナイトSで別定59キロをはね返して快勝したジャスティンスカイ、北九州記念12着で休み明けを叩いた昨年小倉2歳S覇者エイシンワンドなど多彩な顔触れ。ハンデ戦でもあり、馬券的な妙味たっぷりの一戦だ。
(C)スポーツニッポン