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暑くなるほどアツい!?今週から暑熱対策として中京と新潟で「競走時間帯の拡大」が行われる。昨夏、新潟開催の対象2週間で6勝を挙げた森秀厩舎。夏の中京&新潟の開幕重賞はそれぞれ「第42回東海S」にアドバンスファラオ、「第60回関屋記念」にシンフォーエバーを送り込む。出走馬が確定した24日に栗東坂路で行われた最終追いは、ともに単走で好気配をアピール。先行有利の舞台設定も味方にあっと驚く逃走劇を見せつける。
今夏も森秀厩舎から目が離せない。昨年は7、8月の新潟開催6週間で厩舎別最多の9勝を挙げ、開催リーディングを獲得。中でも暑熱対策で競走時間帯が拡大された最初の2週間で6勝の固め勝ち。暑さが厳しさを増せば増すほどに存在感を増した。清水亮助手は「(今年も)そううまくいくかどうか分からないですけど、勢いをつけていきたいですね」と意気込んだ。
今夏は中京も暑熱対策エリアに追加。森秀厩舎は2場の開幕重賞に快速馬2頭を送り込む。木曜午前5時、開門直後の坂路でさすがの脚力を示したのは東海Sに出走するアドバンスファラオだ。馬なりのまま加速ラップを刻んで4F51秒6〜1F12秒0の好時計。「楽に上がれていました。前走(栗東S6着)より状態はかなり良くなっています。(前走時は)坂路に下ろす前に止まってしまったり、精神面できついところがありました。今回はスムーズ」と上昇ムードを伝えた。昨年9月には当舞台の桶狭間Sを逃げ切りV。「ゲートをすんなり出て、自分の競馬ができれば重賞でもやれそう」と期待した。
もう1頭、関屋記念のシンフォーエバーは開門から約30分後の坂路に登場。4F54秒9〜1F12秒2とそれほど目立つ時計ではないが、折り合い重視でリズム良く、ラチ沿いを力強く駆け上がった。「止まりが良くないので、周りに馬がいない時間帯で」と説明し、動きについては「折り合いがつき、いい時と変わらない状態」とうなずいた。
新潟芝マイルは昨夏、デビュー勝ちを飾った思い出の舞台。2月のサウジダービー(2着)以降はダート戦を使われてきたが、芝でもスピードは通用する。「最近はゲートの出があまり良くない」と課題を挙げつつ「(中東2走後)帰国して前走(三宮S10着)を使ったことでスタートは出るでしょうし、いつもの競馬ができれば新潟開幕週なら行き切れておかしくないと思います。ハンデ(53キロ)も魅力」と手応え十分だ。
東西重賞ジャックで今年も森秀厩舎が酷暑での強さをアピールするか。ともにハナを切るのが理想。先行有利の舞台設定も味方に、そのままのシーンがあるかもしれない。
▽暑熱対策による競走時間帯の拡大 昨年、新潟で2週間行われた「競走時間帯の拡大」が今週末の26日から8月17日までの4週間(開催8日間)、新潟と中京で導入される。中京1Rは9時35分からスタート。新潟と中京はそれぞれ5R終了から6R開始までの“昼休み”が通常の50分間から3時間20分間に延長され、中京6Rは15時に発走。2場のメインレースは7Rとなり、最終の新潟12Rは18時25分に発走。
今夏も森秀厩舎から目が離せない。昨年は7、8月の新潟開催6週間で厩舎別最多の9勝を挙げ、開催リーディングを獲得。中でも暑熱対策で競走時間帯が拡大された最初の2週間で6勝の固め勝ち。暑さが厳しさを増せば増すほどに存在感を増した。清水亮助手は「(今年も)そううまくいくかどうか分からないですけど、勢いをつけていきたいですね」と意気込んだ。
今夏は中京も暑熱対策エリアに追加。森秀厩舎は2場の開幕重賞に快速馬2頭を送り込む。木曜午前5時、開門直後の坂路でさすがの脚力を示したのは東海Sに出走するアドバンスファラオだ。馬なりのまま加速ラップを刻んで4F51秒6〜1F12秒0の好時計。「楽に上がれていました。前走(栗東S6着)より状態はかなり良くなっています。(前走時は)坂路に下ろす前に止まってしまったり、精神面できついところがありました。今回はスムーズ」と上昇ムードを伝えた。昨年9月には当舞台の桶狭間Sを逃げ切りV。「ゲートをすんなり出て、自分の競馬ができれば重賞でもやれそう」と期待した。
もう1頭、関屋記念のシンフォーエバーは開門から約30分後の坂路に登場。4F54秒9〜1F12秒2とそれほど目立つ時計ではないが、折り合い重視でリズム良く、ラチ沿いを力強く駆け上がった。「止まりが良くないので、周りに馬がいない時間帯で」と説明し、動きについては「折り合いがつき、いい時と変わらない状態」とうなずいた。
新潟芝マイルは昨夏、デビュー勝ちを飾った思い出の舞台。2月のサウジダービー(2着)以降はダート戦を使われてきたが、芝でもスピードは通用する。「最近はゲートの出があまり良くない」と課題を挙げつつ「(中東2走後)帰国して前走(三宮S10着)を使ったことでスタートは出るでしょうし、いつもの競馬ができれば新潟開幕週なら行き切れておかしくないと思います。ハンデ(53キロ)も魅力」と手応え十分だ。
東西重賞ジャックで今年も森秀厩舎が酷暑での強さをアピールするか。ともにハナを切るのが理想。先行有利の舞台設定も味方に、そのままのシーンがあるかもしれない。
▽暑熱対策による競走時間帯の拡大 昨年、新潟で2週間行われた「競走時間帯の拡大」が今週末の26日から8月17日までの4週間(開催8日間)、新潟と中京で導入される。中京1Rは9時35分からスタート。新潟と中京はそれぞれ5R終了から6R開始までの“昼休み”が通常の50分間から3時間20分間に延長され、中京6Rは15時に発走。2場のメインレースは7Rとなり、最終の新潟12Rは18時25分に発走。
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