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【中京新馬戦】クールドリオン 脚力、操縦性に不安なし! 父スワーヴそっくり

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久保淳助手とクールドリオン
 夏を制する馬はクラシックを制す。注目の2歳馬を紹介する「Road to 2026」。酷暑対策として競走時間帯を変更して開催する新潟&中京サマーシリーズ(26日〜8月17日)開幕週。中京の注目は27日3R(芝2000メートル)でデビュー予定のスワーヴリチャード産駒クールドリオン(牡=庄野)だ。

 父スワーヴリチャードによく似た、鼻先まで伸びる流星。庄野厩舎の素質馬クールドリオンを担当するのは、その父も手がけた腕利き久保淳助手だ。「オンオフがはっきりとしているところは同じかな。見た目も横から見たらよく似ているよね。500キロあった父(新馬戦は506キロ)とは違ってこの馬は470キロぐらいだけど、ドシッとしている」と父子の姿を重ね合わせる。

 デビュー戦も父と同じ芝2000メートルを予定。17日のCWコース追いでは坂井を背に6F83秒0〜1F11秒0と出色の切れ味を見せ付けた。「エンジンがかかってからは凄かった。ムキになるところが一つもないし、賢さもある」と脚力、操縦性の両面に不安がない。同助手は愛馬の鼻筋をなでながら「おとなしいし扱いやすい。お父さんは暴れると凄かったけど、この馬はまだ暴れたことがないね。楽しみ」と温和な笑顔で週末を心待ちにしていた。 (田井 秀一)
(C)スポーツニッポン