佐賀競馬の重賞「第29回霧島賞」（JRA交流）が22日の6Rで行われ、高知所属のルピナステソーロ（牝7＝宮川真、父ミッキーアイル）が最内枠から逃げ切り、連覇を達成した。重賞は3勝目。

　鞍上の永森大智は「最内枠という時点で行くことしか考えていなかった。いいスタートが切れて良かったです。理想的な形が取れて、馬の実力でしのいでくれたかなと思います。これだけ長く休みなく走ってくれている馬には本当に感謝ですし、いつもいい状態で連れてきてくれる厩舎の皆さんにも感謝したいです」とコメントした。

　一方、宮川真衣師は「この暑さで思っていた以上に馬体重が減っていましたが（マイナス19キロ）、このレースに向けてしっかり乗り込んで仕上げてきたので、馬はとても良い状態で連れてこられました。ゲートさえうまく出て、逃げの形を取れたら我慢してくれるのではないかと思っていたので、先行できた時点でやってくれると信じて見ていました。一度休養してリフレッシュさせて、良い状態になってから次を考えたいと思います」と振り返った。