米遠征中のミルコ・デムーロ（46）が19日（日本時間20日朝）、夏の開催2日目を迎えたデルマー競馬場（カリフォルニア州）の9R・サンクレメンテハンデキャップ（G2、芝1600メートル）で名門ボブ・バファート厩舎のサイレントロー（牝3、父ティズザロー）に騎乗し、8着だった。

　単勝オッズ19.5倍の6番人気でゲートイン。9頭立ての大外枠からスタートを決めると気合を付けてハナへ。他馬に早めにプレッシャーをかけられる厳しい展開で直線、手応えがなくなった。

　前日、開幕初日に3鞍目の騎乗で今回の渡米後、初勝利。米国で騎乗するのは12年8月18日（アーリントンパーク競馬場）以来で勝ち鞍は02年1月31日にサンタアニタパーク競馬場で挙げて以来、6勝目となった。

　この日、G2騎乗前の4R（ダート1000メートル）では単勝オッズ35.9倍、9頭立て最低人気アナザーブレット（牡2＝P・カペストロ、父アイルハヴアナザー）を差して3着に導いている。