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【北九州記念】ヤマニンアルリフラ 重賞初挑戦で初V 1番人気に応え直線抜け出す

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北九州記念を制したヤマニンアルリフラ(左端)(撮影・成瀬 徹)
 サマースプリントシーズ第2戦のG3「北九州記念」は連勝中で1番人気(5.7倍)に支持されたヤマニンアルリフラ(牡4=斉藤崇、父イスラボニータ)が直線で抜け出して1着。重賞初挑戦で初制覇となった。

 鞍上の団野大成(25)は昨年11月のマイルチャンピオンシップ(京都)をソウルラッシュで制して以来の重賞11勝目。管理する斉藤崇史師(42)は今年6月のダービー(東京)をクロワデュノールで制して以来、今年3回目の重賞勝ちとなった(通算25勝目)。

前走からコンビ継続で勝利に導いた団野は「体重はプラス14キロでも具合が良かったし、ある程度、自信を持って臨めて、思った通り乗れました。直線までスムーズで前が空いた時に突き抜けるな、という手応え。期待通りというか、それ以上のパフォーマンスでした」と満面の笑みを浮かべた。

 2着に5番人気のヨシノイースター、3着に7番人気の3歳牝馬アブキールベイが入り3連単<9><18><14>は6万7370円(142番人気)。

 ▽北九州記念 2005年までは小倉芝1800メートルのハンデキャップ戦で行われていた。翌06年から「サマースプリントシリーズ」の開催に伴い、距離が芝1200メートルに短縮され、同シリーズの対象レースに指定。G1スプリンターズSに向けた前哨戦の1つとして位置づけられた。
(C)スポーツニッポン