小倉11Rの「第60回北九州記念」（G3）が6日に行われ、1番人気のヤマニンアルリフラ（牡4、父イスラボニータ）が制し、重賞初制覇を飾った。2着に5番人気のヨシノイースター（牡7＝中尾、父ルーラーシップ）、3着に7番人気のアブキールベイが入った。勝ち時計は1分7秒8。

　トップハンデ58キロを背負ったヨシノイースターは大外18番から中団で流れに乗り、直線は勝ち馬ヤマニンアルリフラと馬体を併せて追い比べに持ち込んだが、惜しくも半馬身差の2着。

　鞍上の内田は「58キロかな。ふかして行くとしんどくなるので、外を回ってでもリズム良くと思っていました。力があるところは見せてくれたし、よく頑張っている」と相棒を称える。

　中尾師は「やっぱり斤量差が大きかった。ただ、流れに乗って競馬はできた。賞金を加算できたのは良かったし、今後はオーナーと相談しながら、おそらくセントウルS（9月7日、阪神、芝1200メートル）に向かうと思います」と見通しを語った。