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水口優也 15年の騎手生活にピリオド 小倉競馬の最終レース後セレモニー「やり切ったなと思いました」

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同期の高倉稜(左)、川須栄彦(右)に挟まれ笑顔の水口優也
 今月で騎手を引退する水口優也(34=池江)が29日、15年の騎手生活にピリオドを打った。ラストライドとなった小倉12Rはオリエンタルキングに騎乗して14着。最終レース後にはウイナーズサークルでセレモニーが行われた。

 「無事に終えられてホッとしています。騎手、オーナーやファンに集まってもらって、いい騎手人生でした。セレモニーもしてもらって(騎手を)やり切ったなと思いました」と笑みを浮かべた。

 この日の10Rは1番人気ハリーケーンとのコンビで3着。直線半ばまで先頭で粘り、小倉のファンを沸かせた。JRA通算2690戦84勝でムチを置く。「1番人気に支持していただきましたが、僕らしいといえば僕らしい結果だと思います」と勝利はつかめなかったが、全力プレーを振り返った。

 今後は石川県の乗馬クラブで人材育成の職に就く。「競馬の素晴らしさを若い子たちに伝えていきたい」と意気込みを語った。
(C)スポーツニッポン