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良血7歳馬ルペルカーリアが左前支持靱帯損傷で引退…種牡馬入りのオファー 母は名牝シーザリオ

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ルペルカーリア


 昨年11月30日のチャレンジカップ13着後、放牧を挟んで七夕賞(7月13日、福島芝2000メートル)に照準を合わせていたルペルカーリア(牡7=友道、父モーリス)は左前脚の支持靱帯(じんたい)損傷が判明したため、引退が決まった。13日、キャロットファームが発表。種牡馬入りのオファーがあり、今後は北海道日高町で静養後、けい養先の選定を行う予定となっている。

 母が日米でオークスを制したシーザリオ、半兄にエピファネイアやリオンディーズ、サートゥルナーリアといったG1馬がいる。

 22年7月17日の博多Sでオープン入りを決め、その後、左前球節の剥離骨折で休養。23年5月13日の都大路S(5着)で復帰したが右前浅屈腱炎が判明し、前走が1年半ぶりの実戦だった。度重なるアクシデントによりターフに別れを告げ、次の世代に血をつないでいく。

 通算12戦2勝、獲得賞金は6025万7000円。21年京都新聞杯で2着に入っている。
(C)スポーツニッポン