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3月に厩舎を開業した井上師がホウオウリアリティで初のG1舞台に臨む。「G1に出走する機会はなかなかないですから。預けていただき、チャンスを与えてくださったオーナー(小笹芳央氏)に感謝の気持ちでいっぱいです」と週末を心待ちにする。
厩舎はスタートしたばかりでも馬はベテランだ。今年7歳、転厩初戦の六甲Sはキャリア37戦目でマイル初起用。後方から脚を伸ばし、5着に入った。厩舎の重賞初参戦となった前走マイラーズCは6着。「ペースが上がった時の反応が速くなかったけど最後はいい脚を使ってくれました。マイルくらいが合っていると思います」とこの2戦で適性を確認できた。舞台は京都から東京へ。「ゆったり運べて、直線が長い東京は良さそう」と歓迎する。
07年に栗東トレセンに入り、1年目からセレスハント(ダート重賞4勝)を担当するなど松永幹厩舎ひと筋で経験を積み、腕を磨いた。「松永先生は人柄も素晴らしく、目標にさせてもらっています」と師匠をリスペクト。チームの和を大事にし、スタッフが楽しく仕事に取り組める厩舎づくりを心がける。強豪ぞろいの一戦で力をフルに出せるよう、まずはベストの状態に仕上げるのみ。新進気鋭のトレーナーは目を輝かせた。
◇井上 智史(いのうえ・さとし)1981年(昭56)10月24日生まれ、大阪府出身の43歳。高校2年から乗馬を始め、大学進学後にオーストラリアに留学。シンガポールで調教助手として2年間従事。帰国後は育成牧場を経て24歳でJRA競馬学校へ。07年7月に栗東・松永幹厩舎のスタッフになった。昨年、調教師試験に合格し、今年3月に開業。ウォーターハウスを起用した同19日の園田11R・藻川特別で初勝利、4月5日の阪神7R・4歳以上1勝クラスのサンダーバースでJRA初勝利。JRA通算47戦1勝。
厩舎はスタートしたばかりでも馬はベテランだ。今年7歳、転厩初戦の六甲Sはキャリア37戦目でマイル初起用。後方から脚を伸ばし、5着に入った。厩舎の重賞初参戦となった前走マイラーズCは6着。「ペースが上がった時の反応が速くなかったけど最後はいい脚を使ってくれました。マイルくらいが合っていると思います」とこの2戦で適性を確認できた。舞台は京都から東京へ。「ゆったり運べて、直線が長い東京は良さそう」と歓迎する。
07年に栗東トレセンに入り、1年目からセレスハント(ダート重賞4勝)を担当するなど松永幹厩舎ひと筋で経験を積み、腕を磨いた。「松永先生は人柄も素晴らしく、目標にさせてもらっています」と師匠をリスペクト。チームの和を大事にし、スタッフが楽しく仕事に取り組める厩舎づくりを心がける。強豪ぞろいの一戦で力をフルに出せるよう、まずはベストの状態に仕上げるのみ。新進気鋭のトレーナーは目を輝かせた。
◇井上 智史(いのうえ・さとし)1981年(昭56)10月24日生まれ、大阪府出身の43歳。高校2年から乗馬を始め、大学進学後にオーストラリアに留学。シンガポールで調教助手として2年間従事。帰国後は育成牧場を経て24歳でJRA競馬学校へ。07年7月に栗東・松永幹厩舎のスタッフになった。昨年、調教師試験に合格し、今年3月に開業。ウォーターハウスを起用した同19日の園田11R・藻川特別で初勝利、4月5日の阪神7R・4歳以上1勝クラスのサンダーバースでJRA初勝利。JRA通算47戦1勝。
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