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過去10年の結果から勝ち馬を導き出す「G1データ王」は5項目、各20点満点のポイント制で勝ち馬に迫る。「第75回安田記念」は海外からの参戦こそないが、さまざまな路線から多彩な顔触れが集結。データ班が最高得点を付けたのは紅一点のG1ホースだ。
【性齢】
牝馬が3勝を挙げ、現在7年連続で連対中。過去10年は【3・5・1・12】の成績で、連対率38・1%は牡・セン馬の8・6%を圧倒する。今年はブレイディヴェーグが紅一点で参戦。昨年のマイルCSで1番人気4着。勝算十分と踏む同馬に満点の20点。年齢別で見ると4歳は5勝(8連対)、5歳が2勝(7連対)と若い世代が活躍するが、6歳も3勝(4連対)と侮れない。ドバイターフVで勢いに乗るソウルラッシュはわずか1連対の7歳ゆえ、割り引かざるを得ない。牡・セン馬は4〜6歳を15点。7歳以上は10点に割り引く。
【東西所属】
形勢は東に傾く。過去10年で関東馬は【6・7・5・42】の成績、連対率21・7%は関西馬【3・3・5・84】の6・3%を大きく上回る。関東馬は20年から4連勝を飾り、昨年は香港から参戦のロマンチックウォリアーが快勝。つまり関西馬は19年インディチャンプの勝利が最後で5連敗中だ。関東馬を20点とし、関西馬は10点に割り引く。
【前走クラス】
やはり前走G1組が圧倒的に強い。特に近5年は連対した10頭が全てG1組(海外含む)だった。G1組以外で馬券に絡んだ3頭(全て3着)はG21着馬。前走G1(海外含む)に参戦していた馬は20点、G2組は1着馬のみ15点。それ以外の馬は10点。
【リピーター】
前年で馬券に絡んだ馬の活躍が目立つ。シュネルマイスターは21年3着→22年2着→23年3着と3年連続で好走。22&23年に連覇したソングラインなど2年連続で連対した馬も5頭いる。昨年3着だったソウルラッシュが文句なしの20点。また17年サトノアラジン、21年ダノンキングリーの勝ち馬はそれぞれ前年4着、7着から巻き返した。舞台経験はアドバンテージになる。昨年4着だったガイアフォース、11着レッドモンレーヴが15点。その他は10点とする。
【持ち時計】
17年以降、勝ち時計は1分30秒台が1回、1分31秒台は5回。小雨が降り、やや重の馬場だった昨年も勝ち時計は1分32秒3とそこそこ速い決着だった。高速化が進み、時計勝負への対応が必要だ。1分31秒台の持ち時計がある馬に20点。1分33秒台以上の持ち時計しかない馬は10点に割り引く。
【結論】
今年は海外からの参戦がなく、牝馬が1頭だけなのは寂しいが多士済々で面白いメンバー。トップは85点の紅一点ブレイディヴェーグだ。23年エリザベス女王杯を制したG1ホース。マイルは2戦して4着続きだが、ともに1分32秒台のタイムをマークした。海外G1ドバイターフ(7着)からの帰国初戦で2つ目のビッグタイトルを狙う。(データ班)
【性齢】
牝馬が3勝を挙げ、現在7年連続で連対中。過去10年は【3・5・1・12】の成績で、連対率38・1%は牡・セン馬の8・6%を圧倒する。今年はブレイディヴェーグが紅一点で参戦。昨年のマイルCSで1番人気4着。勝算十分と踏む同馬に満点の20点。年齢別で見ると4歳は5勝(8連対)、5歳が2勝(7連対)と若い世代が活躍するが、6歳も3勝(4連対)と侮れない。ドバイターフVで勢いに乗るソウルラッシュはわずか1連対の7歳ゆえ、割り引かざるを得ない。牡・セン馬は4〜6歳を15点。7歳以上は10点に割り引く。
【東西所属】
形勢は東に傾く。過去10年で関東馬は【6・7・5・42】の成績、連対率21・7%は関西馬【3・3・5・84】の6・3%を大きく上回る。関東馬は20年から4連勝を飾り、昨年は香港から参戦のロマンチックウォリアーが快勝。つまり関西馬は19年インディチャンプの勝利が最後で5連敗中だ。関東馬を20点とし、関西馬は10点に割り引く。
【前走クラス】
やはり前走G1組が圧倒的に強い。特に近5年は連対した10頭が全てG1組(海外含む)だった。G1組以外で馬券に絡んだ3頭(全て3着)はG21着馬。前走G1(海外含む)に参戦していた馬は20点、G2組は1着馬のみ15点。それ以外の馬は10点。
【リピーター】
前年で馬券に絡んだ馬の活躍が目立つ。シュネルマイスターは21年3着→22年2着→23年3着と3年連続で好走。22&23年に連覇したソングラインなど2年連続で連対した馬も5頭いる。昨年3着だったソウルラッシュが文句なしの20点。また17年サトノアラジン、21年ダノンキングリーの勝ち馬はそれぞれ前年4着、7着から巻き返した。舞台経験はアドバンテージになる。昨年4着だったガイアフォース、11着レッドモンレーヴが15点。その他は10点とする。
【持ち時計】
17年以降、勝ち時計は1分30秒台が1回、1分31秒台は5回。小雨が降り、やや重の馬場だった昨年も勝ち時計は1分32秒3とそこそこ速い決着だった。高速化が進み、時計勝負への対応が必要だ。1分31秒台の持ち時計がある馬に20点。1分33秒台以上の持ち時計しかない馬は10点に割り引く。
【結論】
今年は海外からの参戦がなく、牝馬が1頭だけなのは寂しいが多士済々で面白いメンバー。トップは85点の紅一点ブレイディヴェーグだ。23年エリザベス女王杯を制したG1ホース。マイルは2戦して4着続きだが、ともに1分32秒台のタイムをマークした。海外G1ドバイターフ(7着)からの帰国初戦で2つ目のビッグタイトルを狙う。(データ班)
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