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競馬の祭典「第92回ダービー」の最終追い切りが28日、東西トレセンで行われた。皐月賞で1番人気2着だった昨年のホープフルS覇者クロワデュノールはCWコースで併せ馬。主戦の北村友一(38)が3週連続で騎乗し、ラスト1F11秒2と抜群の伸び。逆転1冠へ準備は万全だ。一方、皐月賞馬ミュージアムマイルは1週前にハードに追い、最終追いは坂路でサラッとしまい重点。これが令和のダービー仕上げ。2冠奪取へ泰然自若の構え。調教ジャッジに欠かせない「1週前チェック」でダービー出走馬の調教過程も合わせて確認しよう。
人馬一体の走りだ。皐月賞2着から反撃に燃える2歳王者クロワデュノールは北村友を背にCWコースで併せ馬。僚馬ホーリーブラッサム(3歳1勝クラス)を約2馬身追走。実戦さながらの集中力でしっかり我慢が利いていた。4角で徐々に前との距離を縮めていく。直線に入ったところで鞍上が手綱を少し緩めると瞬時にギアを切り替え、グイッと頭差、前に出た。余力十分の馬なりで6F82秒8〜1F11秒2をマーク。北村友は「馬自身が整っていて、無駄のない走りでした。とても良かったです」と穏やかに切り出した。
鞍上は初黒星を喫した前走時と同様に2週前(CWコース6F83秒4〜1F11秒4)、1週前(同6F82秒2〜1F11秒1)の追い切りに騎乗。「皐月賞の2週前と比較すると心も体もそこまで緩んでいなくて、その時点から凄く良かった」と春2戦目で良化を感じ取る。管理する斉藤崇師も「体を見ても皐月賞の時と今では全然違う。おそらく馬体重は10キロ近く増えると思いますが1回使って一つ、二つぐらい馬体的に良くなっている」と胸を張った。
昨年暮れのホープフルSを勝ち、2歳王者に輝いた。無敗で挑んだ皐月賞は1番人気に支持され、出入りが激しくなった向正面で他馬とぶつかる不利があった。それでも外々を回しながら2着と負けて強し。鞍上は「道中で外から(他馬が)動いて来られた時に少しリズムを乱しました。それでも力は示してくれたし、頑張ったと思います」と振り返る。
デビュー前から夢舞台のダービーを見据え、適性を見極める意味で新馬戦、東スポ杯2歳Sと東京に遠征して連勝。指揮官は「コース自体は心配ないし、お父さんのキタサンブラックは幅広い距離で活躍した馬なので2400メートルはこなせる範囲だと思います」と期待を込めた。22年に誕生した7950頭の頂点へ。2歳王者が主役の座を取り戻す。
人馬一体の走りだ。皐月賞2着から反撃に燃える2歳王者クロワデュノールは北村友を背にCWコースで併せ馬。僚馬ホーリーブラッサム(3歳1勝クラス)を約2馬身追走。実戦さながらの集中力でしっかり我慢が利いていた。4角で徐々に前との距離を縮めていく。直線に入ったところで鞍上が手綱を少し緩めると瞬時にギアを切り替え、グイッと頭差、前に出た。余力十分の馬なりで6F82秒8〜1F11秒2をマーク。北村友は「馬自身が整っていて、無駄のない走りでした。とても良かったです」と穏やかに切り出した。
鞍上は初黒星を喫した前走時と同様に2週前(CWコース6F83秒4〜1F11秒4)、1週前(同6F82秒2〜1F11秒1)の追い切りに騎乗。「皐月賞の2週前と比較すると心も体もそこまで緩んでいなくて、その時点から凄く良かった」と春2戦目で良化を感じ取る。管理する斉藤崇師も「体を見ても皐月賞の時と今では全然違う。おそらく馬体重は10キロ近く増えると思いますが1回使って一つ、二つぐらい馬体的に良くなっている」と胸を張った。
昨年暮れのホープフルSを勝ち、2歳王者に輝いた。無敗で挑んだ皐月賞は1番人気に支持され、出入りが激しくなった向正面で他馬とぶつかる不利があった。それでも外々を回しながら2着と負けて強し。鞍上は「道中で外から(他馬が)動いて来られた時に少しリズムを乱しました。それでも力は示してくれたし、頑張ったと思います」と振り返る。
デビュー前から夢舞台のダービーを見据え、適性を見極める意味で新馬戦、東スポ杯2歳Sと東京に遠征して連勝。指揮官は「コース自体は心配ないし、お父さんのキタサンブラックは幅広い距離で活躍した馬なので2400メートルはこなせる範囲だと思います」と期待を込めた。22年に誕生した7950頭の頂点へ。2歳王者が主役の座を取り戻す。
(C)スポーツニッポン