ダービー週の月曜日にあたる26日、都内で「第92回日本ダービーPR発表会」が行われ、ダービー6勝のレジェンド・武豊、JRA年間プロモーションキャラクターを務める俳優の竹内涼真、見上愛が登場した。

　イベント内では武豊が6勝したダービーの映像が流れ、武豊は「スペシャルウィークで初めて勝つまでは本当に長く感じたし、アドマイヤベガはダービー史上初の連覇だった。タニノギムレットの時は自分がケガをしていて、どうにかダービーに間に合わせたいと思っていた記憶がある。それぞれに本当に思い入れがある」と懐かしがった。

　見上愛は初めて観戦したダービーが武豊とドウデュースが制した22年だったそうで「ドウデュースの馬券を買っていたので本当にドキドキしたのを覚えている。ダービーは本当に会場が揺れます。私は4年連続で観戦させて頂いていますが、今年のダービーも今から楽しみです」と目を輝かせた。武豊は「表彰式の時に（見上愛から）“ありがとうございます”と言われたのを覚えています（笑い）。ドウデュースの時は凄い脚を使っていたし楽勝だと思ったのに、外からイクイノックスが迫ってきた。レコードでしたし、レベルの高い年でしたね。今年も乗らせて頂くことになりましたので7勝目、頑張ります」と意気込んだ。

　25年からプロモーションキャラクターを務める竹内涼真は今年がダービー初観戦。イベント内の企画を通じてダービーの魅力を知り「当日は会場にいる全員と熱狂しながら楽しみたい。僕は天皇賞・春（ショウナンラプンタ3着）もそうでしたが、武豊さんが乗る馬（サトノシャイニング）にかけます。新しい伝説をみなさんと一緒になって盛り上がりたい」と熱く語った。