前走・チャーチルダウンズC1着で4番人気に推されたランスオブカオスは、道中5番手から直線で先頭に出る勢いだったが5着まで。2年目の吉村はJRA・G1最年少優勝記録が懸かっていたが、及ばなかった。

　吉村は「本来なら枠は内（5番）はいいのですが、今日の馬場は内と外の差は感じていました。この枠なので最内を回りました。ただ、きれいなところを走っている馬たちが明らかに伸びていたので、もう少し良いところを走らせてあげられれば…。それでも5着に粘ってくれましたし、力のところは見せてくれました。順調に成長していって欲しいです」と振り返った。