4月27日に香港のクイーンエリザベス2世Cのレース中に故障し、予後不良で安楽死の処置が施された23年3冠牝馬リバティアイランドを悼み、JRAは3日、全国48カ所の事業所（競馬場10、ウインズ等38）に献花台、記帳台を設置した。献花等は2098件、記帳は1万1608件だった。

　京都競馬場には開門の午前9時から大勢のファンが詰めかけ、手を合わせた。大阪市の西山大輔さん（30）は「強くて、美しい。僕のスターホースでした。最後の最後まで一生懸命、走ったと思います。無事に帰ってきて、また日本で走る姿が見たかった。天国でたくさん走ってください」と涙ぐみながら語った。献花台、記帳台は25日まで競馬開催日に設置される。